登山企画が激しいバッシングを受ける直接の引き金となったのが、悪天候時における登山強行と、それに伴うやらせ疑惑・安全管理の甘さです。
過去の放送では、濃霧や激しい風雨が吹き荒れる中、視界不良と低体温症のリスクが極めて高い状況下でロケが続けられた事例がありました。一般登山者であれば即座に待避・下山を選ぶような荒天候でも歩みを止めない様子に対し、山岳関係者や視聴者から「遭難事故が起きかねない」「命を軽視している」と猛烈な批判が集中しました。
さらに、ネット上では以下のような疑惑や指摘が絶えませんでした。
- スタッフによる過剰な介助:「自力登頂」を謳いながらも、カメラの死角でスタッフが過度に押し上げているのではないかという疑念。
- 時間調整のためのリタイア誘導:番組進行の都合に合わせて、無理にペースを上げさせたり、逆に不自然な休憩を挟んでいるのではないかという見方。
- プロガイドの権限:帯同するプロの山岳ガイドの意見が、番組ディレクターの意向より優先されているのかという疑問。
自然を相手にする登山において「100%の安全」は存在しません。だからこそ、視聴率はもちろんのこと、番組のタイムテーブルを優先しているように映る制作体制そのものが、炎上の最大の火種となってきたのです。