受付台の前に立つ瞬間から、あなたは一友人ではなく「両家の代表者」となります。そのため、友人が来場した場合でも「久しぶり!」「来てくれてありがとう」といったフランクな言葉遣いは控え、場にふさわしい丁寧な敬語を使う必要があります。
ゲストへの基本的な挨拶フローと言葉遣いの実例は以下の通りです。
1. ゲストが受付に到着したとき
❌ NG例:「こんにちは!本日はおめでとうございます!」(※「おめでとう」は招かれた側が使う言葉)
⭕️ 正解:「本日はご列席いただき、誠にありがとうございます。」
2. ご祝儀を受け取るとき
❌ NG例:「どうもありがとうございます、預かりますね。」
⭕️ 正解:「ありがとうございます。ご祝儀を丁重にお預かりいたします。」
(※両手で受け取り、一礼してから速やかに金庫または貴重品バッグへ収めます)
3. 芳名帳への記入をお願いするとき
❌ NG例:「ここに名前を書いてもらえますか?」
⭕️ 正解:「恐れ入りますが、こちらにお名前とご住所のご記帳をお願い申し上げます。」
(※近年普及しているスマートフォンのQRコード受付の場合は、「恐れ入りますが、こちらのリーダーにQRコードをおかざしいただけますでしょうか」と案内します)
4. 席次表を渡して案内するとき
⭕️ 正解:「こちらが本日の席次表でございます。披露宴会場(または控室)へどうぞお進みくださいませ。」
もし遅刻者が出た場合や、体調不良による急な欠席連絡が入った場合は、受付担当者が自己判断で動くのは危険です。速やかに会場キャプテン(式場責任者)へ状況を報告し、指示を仰ぐ体制を徹底しましょう。