警視庁捜査二課は威信をかけ、2018年秋から2019年にかけて事件に関わった詐欺グループのメンバー15名以上を一斉に逮捕しました。その中でも特に注目を集めた首謀者たちの判決と現在の状況は次の通りです。
内田マイク(地面師グループの主犯格)
地面師業界のフィクサーとして暗躍し、詐欺計画全体の絵図を描いた内田マイク受刑者には、懲役12年の実刑判決が下され確定しました。過去にも複数の不動産詐欺事件に関与していた常習者であり、反省の色が見られない極めて悪質な犯行と断じられました。
カミンスカス操(旧姓:小島操・主犯格)
グループのリーダー格として現場指揮を執っていたカミンスカス操受刑者は、捜査の手が迫るとフィリピンへ高飛び・逃亡。しかし、現地の入国管理局に身柄を拘束され、日本へ強制送還されたのちに逮捕されました。裁判では懲役11年の実刑判決が言い渡され、服役しています。
羽毛田正美(本物の地主に化けた「なりすまし役」)
本物の所有者になりすましてパスポートや印鑑証明を偽造し、面談をこなした羽毛田正美受刑者には懲役4年の実刑判決が確定しました。彼女のような末端の実行役には数百万円程度の報酬しか渡されておらず、巨額資金の甘い汁を吸ったのは首謀者たちでした。