中目黒のお花見スタイルを一変させたランドマークが、建築家・隈研吾が設計を手がけた「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」だ。川沿いに堂々と佇む4階建ての建物は、桜のシーズンになると早朝から数時間待ちの整理券が配られるほどの賑わいを見せる。
テラス席へ足を踏み入れると、ちょうど桜の梢と同じ目線で花を愛でることができる。焙煎機の重厚な音と芳醇なコーヒーのアロマに包まれながら、限定の桜ビバレッジを片手に過ごす時間は格別だ。かつてのようにブルーシートを敷いて宴会を開くスタイルから、洗練された空間で一杯のドリンクとともに景色を味わうスタイルへ。目黒川の花見文化は、モダンな体験型消費へと鮮やかにアップデートされている。