今回の騒動は、日本のインターネット空間における「女性芸能人の性の消費」という根深い問題を改めて浮き彫りにした。少しでも露出度の高いシーンがあれば、すぐに性的な文脈で切り取られ、拡散される。この現状は、女優たちが新しい役柄に挑戦する際の大きな障壁となりかねない。
海外では、こうした性的な切り取りやディープフェイクに対して、より厳格な法規制やプラットフォーム側の対策が進んでいる。日本でも、表現の自由を守りつつ、個人の尊厳をどう守るかという議論が急速に進められている。エンターテインメントを純粋に楽しむためにも、受け手側のモラルが今、強く問われているのだ。