単なる子供写真館にとどまらず、人生の節目に寄り添うポートレート写真の質にも定評がある。特にマタニティフォトにおいては、母性の神秘性と女性個人の美しさを両立させる繊細な光のコントロールが絶賛されている。日本写真家協会に所属するプロの目線から見ても、そのライティングとコンポジションのレベルの高さは際立っている。
「家族の歴史は、命が宿ったその瞬間から始まっている」。その思想のもと、妊婦の身体のラインを美しく捉えるアングルや、夫婦の静かな対話を切り取る構図が綿密に計算されている。出来上がった写真は一枚の絵画のように美しく、リビングの壁に飾っても一切の浮ついた印象を与えない。