矢沢心さんの芸能界入りのきっかけは、1997年に公開された原田眞人監督の映画『バウンス ko GALS』のオーディションでした。当時、渋谷を拠点とするコギャル文化が全盛期を迎える中、圧倒的なリアルさと存在感で抜擢され、鮮烈な女優デビューを飾ります。
その後、2000年に放送された伝説的ドラマ『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』(TBS系)で長瀬智也さん演じる主人公・マコトの同級生であり、森下愛子さん演じる母の営む八百屋で働く「橋本千秋」役を好演。どこか影がありながらも一本筋の通ったキャラクターを見事に演じ切り、お茶の間にその名を浸透させました。
さらに『やまとなでしこ』(フジテレビ系)や『ドラゴン桜』(TBS系)など、平成を代表する大ヒットドラマに立て続けに出演。若手実力派女優としての地歩を固めながら、バラエティ番組では歯切れの良いコメントと飾らない人柄を披露し、マルチタレントとしての才能を開花させていきました。