長年ライトなファンの間で混同されがちなのが、ストームトルーパーの正体と中身です。結論から言えば、旧三部作(エピソード4〜6)に登場する帝国軍のストームトルーパーは、前日譚(エピソード2〜3)に登場した「ジャンゴ・フェットの遺伝子を持つクローントルーパー」とは本質的に異なります。
クローン大戦終結後、銀河帝国を樹立したパルパティーン皇帝と帝国軍上層部は、莫大な維持コストがかかり急速に老化するカミーノ製クローン兵の廃止を決定しました。代わって導入されたのが「ウォー・マントル計画」であり、帝国支配下の星々から集められた一般市民の志願兵および徴兵された人間たちです。
クローントルーパーが「生まれながらの純粋な戦闘マシーン」であったのに対し、ストームトルーパーは「帝国のアカデミーで思想教育と軍事教練を叩き込まれた生身の人間」で構成されています。そのため、個々の兵士によって体格や能力に微妙なばらつきが存在し、兵士たちの間には故郷の家族や軍内での出世を巡る極めて人間臭いドラマが渦巻いていました。
また、ストームトルーパーの女性兵士設定についても公式設定で明確に確立されています。装甲服の形状が男女問わず統一規格であるため劇中では識別が困難ですが、公式スピンオフ小説やアニメ、ゲーム『バトルフロントII』の主人公アイデン・ヴェルシオのように、多くの女性エリート兵士が第一線で部隊を率いていました。