一見複雑に見えるマジックの数値ですが、引き分けを考慮しないシンプルな基本構造は以下の計算式で成り立っています。
【優勝マジックの基本計算式】
マジック =(対象チームの残り試合全勝時の最終勝利数)−(自チームの現在の勝利数)+ 1
例えば、マジック対象チームが残り試合をすべて勝った場合の勝利数が「80勝」で、首位チームがすでに「65勝」している場合、80 − 65 + 1 =「16」がマジックナンバーとなります。首位チームがあと16勝して「81勝」に達すれば、相手が残り全勝(80勝)しても追いつけないためです。
この数字が日々減少していくマジックナンバーが減る仕組みには、次の3パターンがあります。
・自チームが勝利した日:マジックは「1」減る
・自チームが試合なし/敗戦で、対象チームが敗戦した日:マジックは「1」減る
・首位チームと対象チームの直接対決で首位チームが勝利した日:マジックが一気に2減る
直接対決で勝利した場合、「自チームの勝ち(+1勝)」と「対象チームの負け(相手の最大可能勝利数が-1)」が同時に発生するため、一晩でマジックが「2」消化されます。天王山と呼ばれる直接対決がペナントの行方を決定づける理由はここにあります。