TBSの地上波生中継を見届けたファンや専門家が、悔しさと同時に強烈な賛辞を浴びせたのが、当時の日本の主力3選手が見せた異次元のパフォーマンスでした。
直前の練習試合で左足首を捻挫し、出場すら危ぶまれていた主将の石川祐希選手は、痛みを抱えながらも要所でライン際へ突き刺す正確無比なスパイクを連発しました。劣勢に立たされたチームを鼓舞し続けたキャプテンシーは、イタリア・セリエAで培ったプロフェッショナリズムそのものでした。
また、サウスポーの絶対的エース・西田有志選手は、時速120km超のモンスターサーブを次々と打ち込み、第4セットでは一人で連続サービスエースを奪取。試合中からX上では「西田のサーブがバケモノすぎる」「世界王者が西田を止められない」といった声が怒涛の勢いで投稿され、トレンド1位を独占しました。
そして当時21歳だった髙橋藍選手の躍動も語り草です。後方からのバックアタック(パイプ攻撃)を鮮やかに沈めるだけでなく、相手の強打を完璧な返球率でセッター関田誠大選手へと供給。世界屈指のテクニシャンであるフランスのヌガペトと対等に渡り合う守備範囲の広さは、海外のバレーボールファンからも「日本の若きアウトサイドヒッターは本物だ」と絶賛を集めました。