ドラマ『東京タワー』の世界観を決定づけたのが、2組のボーイズグループがそれぞれ担当した音楽です。
King & Princeによる主題歌「halfmoon」は、小林武史プロデュースによる切なく美しいバラード。愛してはいけない人を愛してしまう苦悩や、満ちることのない心の隙間を歌ったリリックが、透と詩史の逢瀬や別れのシーンに重なり、物語の叙情性を極限まで高めました。
一方、Travis Japanが歌う挿入歌「Sweetest Tune」は、都会的でグルーヴィーなポップチューン。耕二の奔放な日常や若さゆえの疾走感を象徴しつつ、ドラマのテンポ感を軽快にドライブさせる役割を果たしました。静と動、切なさと高揚感という2つの異なる音楽的アプローチが、作品全体の完成度を一段上のステージへと押し上げました。