甲楽城海水浴場がアウトドア派から選ばれる大きな理由が、バーベキューやデイキャンプへの親和性です。ただし、近年は海岸環境保護の観点から自治体および地元漁協による管理ルールが厳格化されています。
直火による焚き火や炭の浜辺放置は厳禁であり、足付きBBQコンロの使用と消し炭・ゴミの完全持ち帰りが義務付けられています。また、本格的な宿泊を伴うキャンプ場としての専用区画が整備されているわけではなく、あくまで「浜辺利用のマナー範囲内でのテント・タープ設営」となる点には注意が必要です。風が強い日本海特有の突風に備え、砂地・小石混じりの地面に対応できる長めのスチールペグを持参するのが鉄則です。
浜辺の利便施設として、シャワー・更衣室は開設期間中に公衆トイレ併設の設備や仮設ブースが稼働します。冷水シャワーが基本となるため、しっかり砂を落として温まりたい場合は、後述する近接温泉の利用を前提にスケジュールを組むのがスマートです。
さらに、隣接する甲楽城漁港の堤防や周辺の磯場は一級の釣りポイントとしても知られています。夏場から秋口にかけてはアオリイカの新子狙いのエギングや、砂地めがけた投げ釣りでのシロギス、テトラ帯周辺でのキジハタ(アコウ)やカサゴなどの根魚狙いが盛んです。海水浴とファミリーフィッシングを同時に成立させられる点も、多機能ビーチならではの魅力と言えます。