ファンの間で語り継がれるのが、おばあちゃんとの規格外なエピソードの数々だ。食卓に並ぶ独特な自家製料理の味や、孫の思いがけないいたずらに対する意表を突くリアクションなど、一歩間違えれば破天荒に思えるやり取りの中に、いつも深い愛情が流れていた。
また、爆笑エピソードの裏には胸を打つ感動秘話も隠されている。売れない若手時代、吉本興業株式会社の劇場で泥臭く下積みを重ねていた大悟を、遠い島から黙って応援し続けていたのも祖母だった。言葉数は少なくても、久々に帰郷した孫を無言で包み込む温かい眼差しは、激しいお笑いの世界で戦う彼の支えであり続けた。