東南アジアの要衝であるフィリピン共和国を襲った今回の強大な台風は、最大瞬間風速60メートルを超える暴風と記録的な大雨を伴って沿岸部に到達した。現地機関であるフィリピン大気地球物理天文サービス局(PAGASA)の最新発表によると、中心気圧は急速に低下し、暴風圏はルソン島全域から中部諸島にまで及んでいる。
事態を重く見たフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、即座に非常事態を宣言。被災者の救助と避難所の開設を最優先事項として指揮を執っている。しかし、土砂崩れによって主要幹線道路が分断され、一部の孤立地域には救助の手が届きにくい過酷な状況が続いている。