南極と北極どっちが寒い?気温差30度以上の真相と極限の科学【2026】

南極と北極どっちが寒い?気温差30度以上の真相と極限の科学【2026】

南極と北極どっちが寒い?気温差30度以上の真相と極限の科学【2026】について詳しく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

Q1:北極と南極で、人間が定住して街を作れているのはどちらですか?
A1:北極圏です。北極を取り囲むユーラシアや北米大陸の北部には、ロシアのムルマンスクやノルウェーのトロムソのように数万人〜数十万人が暮らす近代都市が存在し、先住民族も数千年前から定住しています。一方の南極には先住民族がおらず、恒久的な都市や街は存在しません。国際条約(南極条約)により領有権が凍結されており、各国の研究施設に科学者や設営隊員が一時滞在するのみです。

Q2:北極が南極より暖かいなら、北極の氷の上は寒くないのですか?
A2:極めて寒冷です。南極と比較して「暖かい」と言っても、北極点付近の冬はマイナス30度からマイナス40度まで下がります。海風が吹きつけるため体感温度はマイナス50度以下に達することも日常茶飯事であり、適切な防寒装備がなければ短時間で重度の凍傷や低体温症に陥ります。

Q3:なぜ北極には厚い氷床(陸上の氷)ができないのですか?
A3:北極点周辺には雪を受け止める「陸地」が存在しないためです。北極の氷の大部分は、海水そのものが凍結してできた「海氷」です。海氷は下部が海水に接しているため、一定以上の厚さになると断熱効果でそれ以上下向きに成長しにくく、厚くても数メートル程度にしかなりません。数千メートルの氷床が形成されるには、南極やグリーンランドのように広大な地盤(陸地)が必要となります。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。