アニメ化が進行する中で最も大きな壁となったのが、原作の刊行スピードとアニメ放送ペースの衝突でした。集英社が誇る「週刊少年ジャンプ」での連載は週刊ペースですが、TVアニメも毎週1話ずつ消費していきます。原作の数ページ分の攻防が、アニメでは1話の大部分を占めることも珍しくありませんでした。
アニメ版では、原作に追いつかないようオリジナルエピソードや回想シーンを多用して引き伸ばしを図りました。しかし、過度なオリジナル展開は原作の持つスピード感や緊迫感を削ぐ結果となり、コアなファンの不満を招くという諸刃の剣となったのです。結果として、原作のストックが限界に達した段階で、無理な引き伸ばしを続けるよりも一旦放映を終了させるという判断が下されたと考えられます。