近年の栄養学およびフィットネス界隈において、タイ米はヘルシーカーボ(良質な炭水化物)として高い再評価を受けています。白米としてのカロリー(100gあたり約168kcal)や糖質量は日本米と大きく変わりませんが、体内での消化吸収スピードに決定的な差が存在します。
タイ米に含まれるアミロースは分子構造が直線的で分解されにくいため、食後の血糖値上昇度合いを示すGI値(グリセミック・インデックス)が「約50〜55」の低GI食品に分類されます。一般的な白米(ジャポニカ米)のGI値が80前後と高GIであるのに対し、タイ米は食後血糖値の急上昇(血糖値スパイク)を抑え、インスリンの過剰分泌を防ぐ効果が期待できます。
腹持ちが良く、脂肪として蓄積されにくい特性を持つため、体脂肪コントロールを行うアスリートや糖質管理を意識するビジネスパーソンの主食としても極めて合理的な選択肢となっています。