これまで、彼女たちの共演を望む声は何度も上がっていた。しかし、日本の芸能界における「主演級女優のダブルネーム」は、大人の事情やスケジュールの調整、さらには作品の方向性をめぐって極めて実現が難しいとされてきた。どちらか一方が脇に回るようなキャスティングは、ファンも業界も望まないからだ。
また、テレビドラマの制作予算が縮小傾向にある中、二人の主演ギャラを同時に賄うだけのプロジェクトを立ち上げるのは容易ではなかった。この「高すぎる壁」を崩したのが、近年のグローバル配信プラットフォームの台頭と、映画製作の国際共同出資の活発化である。