SUを取り巻く環境が一変したのは、2017年の週刊誌報道に端を発する一連の騒動だった。当時、シンガーソングライターの大塚愛との結婚生活の破綻や不倫疑惑が大きく報じられ、世間の苛烈な批判に晒されることとなった。この事態を受け、グループは活動休止を余儀なくされ、SU自身も公式ファンクラブサイトで謝罪コメントを発表した後に脱退を余儀なくされた。
当時、日本の音楽業界全体に走った衝撃は計り知れない。クリーンで洗練されたイメージを強みとしていたRIP SLYMEにとって、このスキャンダルは致命的な打撃となった。SUは自身の行動がグループや家族、関係者に及ぼした影響の重さを受け止め、表舞台からの撤退を決断。その後は裏方としての活動やDJプレイなど、表層的なメディア露出から距離を置いた場所で自己と向き合う時間を過ごすこととなった。