二人の関係が急接近する最大の転機となったのが、2017年に放送されたNHKのドラマ『マチ工場のオンナ』での共演だ。愛知県の町工場を舞台に、亡き父の跡を継いで社長となった主人公を内山理名が熱演し、彼女を陰ながら支えるキーパーソン役を吉田栄作が演じた。
現場での吉田は、常に周囲に気を配る頼もしい兄貴分のような存在だったという。激しい演技論を交わすというよりは、役柄を通じて滲み出るお互いの誠実さやプロ意識に惹かれ合っていった。この胸を打つヒューマンドラマの現場で培われた信頼感が、後の交際へと発展する揺るぎない土台となったことは間違いない。