この店の味を世界水準へと引き上げた立役者こそ、統括シェフである林秀樹氏だ。本場イタリアで開催された「ピッツァワールドカップ」で日本人初の世界第3位に輝くという快挙を達成した実力派である。彼の妥協なき情熱は、すべての焼き上がりに息づいている。
店舗で提供されるピッツァは、「真のナポリピッツァ協会」が定めた厳格な基準を遵守して作られる。水、塩、小麦粉、酵母という極めてシンプルな材料のみを使い、職人が手作業で生地を伸ばす。店内に鎮座する巨大な薪窯は、約450度から500度の超高温をキープ。わずか1分足らずで一気に焼き上げることで、素材の旨味と水分を限界まで閉じ込めるのだ。