ピックルボール界において、世界的な二大巨頭として君臨するのが「JOOLA(ヨーラ)」と「Selkirk(セルカーク)」です。両ブランドは設計思想が大きく異なっており、プレーヤーの志向によって評価が二分されます。
卓球用品の名門からピックルボール市場へ参入し、トッププロのベン・ジョーンズ選手らと共同開発を進めるJOOLAは、「圧倒的なパワーと高摩擦スピン」で知られます。特にフラッグシップの「Perseus(パーセウス)」シリーズは、独自の熱成形技術によってパドル全体の剛性を高めており、オフセンターヒット時でも球威が落ちにくいのが特徴です。現場の愛用者からは「ドライブのキレが他社製と明らかに違う」「ベースラインからのパスが鋭く抜ける」という声が多数を占めます。
一方、アメリカ・アイダホ州発祥の専業ブランドSelkirkは、「究極のコントロール性と打感の柔らかさ」で熱狂的なファンを抱えています。「LUXX Control Air」や「Vanguard」シリーズに見られるように、独自のエッジレス構造や厚手のコア設計を採用。現場のコミュニティでは「ネット際でのディンク合戦で浮き球になりにくい」「振動が手首に響かず、長時間の練習でも疲れにくい」と評されています。
攻撃的なショットメイクで主導権を握りたいプレーヤーにはJOOLA、ミスを最小限に抑えて相手のミスを誘う組み立て重視のプレーヤーにはSelkirkが支持される傾向にあります。