八王子市は、20以上の大学・短期大学が集積する日本有数の学園都市だ。この地域的アドバンテージを高校教育に生かさない手はない。地元の高校生たちは、大学のラグジュアリーな研究施設を利用したり、教授陣から直接指導を受けたりする機会に恵まれている。
地域課題の解決をテーマにした探究学習では、八王子市役所や地元企業、大学研究室と高校生がタッグを組む。過疎化が進むエリアの観光振興策や、高齢者向け交通システムの提案など、高校生の突拍子もないアイデアが実際に市政へ取り入れられる事例も出てきた。学校の壁を越えた学びが、未来のリーダーたちを育んでいる。