「ちっさいおっさん」こと池乃めだかの猫の威嚇ポーズや、「アメマ」「かい〜の」でおなじみの間寛平のナンセンスギャグ。これらの伝説的ギャグはいかにして生まれたのか。実はその多くが、綿密な打ち合わせではなく、本番のハプニングや楽屋での悪ふざけから派生したものだった。
「アメマ」のフレーズが生まれた夜、舞台上でセリフを飛ばした寛平が咄嗟に口にした奇声に、めだかが間髪入れずにツッコんだことで客席は大爆笑の渦に包まれた。計算し尽くされたコントではなく、その瞬間の生々しい空気感が生んだ奇跡。即興性を重視する関西コメディの現場だからこそ咲いた大輪の花と言えるだろう。