「自分でやれば数万円の節約になる」。SNSや動画プラットフォームで溢れる、安易なエアコン掃除の動画。これが悲劇の引き金になっている。多くの一般ユーザーが、市販の洗浄スプレーを室外機に向けて勢いよく吹き付けているが、これは極めて危険な行為だ。
電気基板やモーター部分に洗浄液が侵入すると、トラッキング現象によるショートが発生する。火花が飛び散り、内部の可燃性ガスに引火すれば、一瞬にしてベランダは戦場と化す。メーカー各社も「絶対に個人で内部の洗浄を行わないでほしい」と異例の呼びかけを行っているが、自己流のメンテナンスによる事故は後を絶たない。