ビジネスにおける「インパクト」とは、企業活動が社会や環境に与える「変化」のことだ。それも、一時的なボランティア活動や寄付ではない。事業そのものを通じて、どれだけ持続可能な形で課題を解決できたかという実質的な成果を指す。
これまで企業は売上や利益、株価といった財務指標だけで評価されてきた。しかし、気候変動による災害の激甚化や、サプライチェーンにおける人権問題が無視できない今、それだけの評価では不十分だ。社会的なマイナスをゼロにするだけでなく、プラスの価値をどれだけ生み出せるか。それが今、厳しく問われている。