「庭のアジサイに白い綿のようなものがびっしりついている」「触ろうとしたらぴょんと跳ねた!」——今年の初夏以降、SNS上では庭木に現れた謎の物体に関する投稿や画像が急増しています。
この物体こそが、成長過程にあるアオバハゴロモの幼虫です。体長はわずか5ミリほどですが、全身からロウ質の白い分泌物を出して身を包んでいます。これは単なる飾りではなく、鳥やトカゲなどの天敵から身を隠す擬態であり、同時に夏の強い日差しや乾燥から小さな身を守るバリアです。一見動きがなさそうに見えて、危険を感じると驚くほどの跳躍力で逃げ惑うギャップも特徴的です。