スカウトを受け、ライジングプロダクションに入所したことで彼女の人生は大きく旋回する。バドミントンに青春のすべてを賭けていた少女が、突如としてファッション誌の専属モデルや連続ドラマの主演、さらには歌手としての道へと躍り出た。しかし、その華々しい活躍の陰で、アスリートとしての自分とタレントとしての自分との間で深い葛藤があった。
コートで叩き込まれた精神力は、多忙を極める芸能活動の中で最強の武器となった。どんなに過酷な撮影現場でも弱音を吐かずやり遂げる姿勢は、体育会系出身ならではの美徳として現場のスタッフから絶大な信頼を得ていた。