浜松市の広大な市域は、南部の海沿い・浜名湖周辺から北部の天竜区をはじめとする山間部まで、極めて起伏に富んだ地形を持つ。2026年の気象観測で際立っているのが、この狭いエリア内における「極端な気候の分極化」だ。
中区や南部の沿岸部で陽光が注ぐ穏やかな晴天が広がっているまさにその時、天竜区の山間部では積乱雲が猛スピードで発達。わずか30分で雨量が50ミリを超える猛烈な土砂降りに見舞われるケースが相次いでいる。わずか数キロ移動するだけで世界が一変するマイクロクライメイトの脅威は、ドライバーやアウトドア客にとって見過ごせないリスクとなっている。