Galaxyの爆発問題が一般層にまで強く印象づけられた最大の要因は、世界中の空港や航空機内で実施された異例の搭乗・持ち込み禁止措置です。
米国連邦航空局(FAA)や米国運輸省(DOT)は2016年10月、Galaxy Note7を機内へ持ち込むこと(手荷物・預け入れ荷物の双方)を連邦法に基づき完全に禁止し、違反者には罰金を科す緊急命令を発令しました。日本国内においても国土交通省航空局が同様の指示を各航空会社に通達しています。
搭乗口や機内アナウンスで特定のスマートフォン機種名が名指しされ、「電源を切り、一切持ち込まないよう」警告が繰り返された光景は、ガジェットファンのみならず一般の旅行者にも強烈なインパクトを残しました。密閉空間である旅客機内でリチウムイオンバッテリーが熱暴走を起こした場合、有毒ガスの発生や火災による墜落危機に直結するため、航空安全上の観点から極めて厳しい措置が執られたのです。