12歳でモーニング娘。の4期メンバーとしてデビューし、爆発的な人気を博した辻希美。加護亜依とのユニットミニモニ。で一世を風靡した彼女は、天真爛漫なキャラクターで日本中を魅了した。所属事務所である株式会社アップフロントプロモーションの看板アイドルとして、またハロー!プロジェクトを牽引する中心人物として、順風満帆なアイドル人生を歩んでいるかに見えた。
転機が訪れたのは2007年、俳優の杉浦太陽との結婚と妊娠の発表だった。当時19歳という若さ、会見で見せた大きなリボンの衣装、そしてアイドルとしての突然の授かり婚。これが世間の旧態依然とした道徳観や強い嫉妬心を激しく刺激した。若くして芸能界で大成功を収めた彼女に対する潜在的な反感は、この瞬間を一転して過激な怒りのトリガーへと変えたのである。