なぜ二人は10年という長い歳月を経て結婚を決意したのか。そこには、プロゲーマーと芸能人という極めて浮き沈みの激しい世界で生きる二人の「プロ意識」と「経済的自立」がありました。
交際当初、ふーどは大会賞金やアルバイトで生計を立て、倉持由香も月収数万円という過酷な下積み時代を過ごしていました。倉持由香は自らのキャッチコピー「尻職人」を武器にSNS戦略を展開し、自力でブレイクを果たします。一方のふーども、世界最大規模の対戦格闘ゲーム大会「EVO」での優勝をはじめ、国内外の主要タイトルで圧倒的な実績を残し、世界屈指のプロゲーマーとしての地位を固めました。
倉持由香の旦那となったふーどは、後にインタビューで結婚発表の理由について「お互いに仕事の基盤が整い、いつ籍を入れても生活を支え合える自信がついたから」と明かしています。特別なサプライズ演出ではなく、日々の生活の延長線上で自然に「そろそろ結婚しようか」と切り出したプロポーズは、酸いも甘いも噛み分けた10年間の絆の深さを象徴していました。