検索エンジンで「ビアデッドコリー」と調べると関連キーワードに「飼いにくい理由」が浮上します。実際にブリーダーや熱心なオーナーコミュニティの声、獣医師の知見を総合すると、飼いにくさの根底には「運動量」「被毛ケア」「自主的な判断力の高さ」という3つの明確な要因が存在します。
第1の壁は散歩と運動量の多さです。牧羊犬として1日中走り回っていた血統を受け継いでいるため、単に近所を歩くだけの散歩ではエネルギーを発散しきれません。成犬の場合、1回60分以上、1日2回の散歩が最低ラインとされ、ドッグランでの自由運動やアジリティ、フリスビーなどのドッグスポーツを取り入れることが理想的です。運動不足に陥ると、家具の破壊や無駄吠えといった問題行動に直結します。
第2の壁はしつけのコツと主従関係の構築です。知能指数が非常に高く、物事を素早く学習する反面、「自分で状況を判断して動く」牧羊犬特有の自立心を持っています。指示に納得がいかない場合や、飼い主のリーダーシップが曖昧な場合、指示をあえて無視する頑固さを見せることがあります。力でねじ伏せるのではなく、知育トイやポジティブ・レインフォースメント(褒めて伸ばす動機付け)を活用したゲーム感覚のトレーニングが極めて有効です。