当時の彼女のビジュアルは、従来の「女性ロックシンガー」のイメージを覆すものだった。ツンツンと立てたショートヘアに、オーバーサイズのジャケット、あるいはカジュアルなデニムスタイル。男ウケを狙わない、同性から圧倒的な支持を得るスタイルは新鮮そのものだった。
ステージ上で汗をかきながら、ギターをかき鳴らして歌う姿。それは、当時の「女の子はこうあるべき」という固定観念を軽やかに飛び越えて見せた。彼女のトレードマークだった無邪気な笑顔と、時折見せる鋭い眼差し。そのギャップに、多くの少女たちが「こんな風に生きてみたい」と胸を熱くしたのである。