進学を検討するにあたり、最も現実的なハードルとなるのが「学費」と「入試難易度」です。第一学院高等学校における募集要項や合否のメカニズムを紐解きます。
まず前提として、第一学院高校を含む通信制高校全般において、従来の数値化された「偏差値」という基準は存在しません。学力試験による足切りではなく、生徒一人ひとりの現状とこれからの意欲を評価する選考方式が採られています。
入試内容は、出願書類の審査、個別面接、および課題作文です。面接で問われるのは学力ではなく、「なぜ第一学院で学びたいのか」「高校生活で何に挑戦したいか」という前向きな意思確認です。そのため、落ちる確率は極めて低い(1〜2%未満)と推定されています。ただし、以下の条件に該当する場合は不合格となる例外的なリスクがあります。
- キャンパスの受け入れ定員超過:都市部の人気キャンパス(四谷、秋葉原、横浜、大阪梅田など)では、募集定員に達した時点で出願を締め切るため、時期が遅れると不合格または別コースへの案内となる。
- 対話の完全拒否・学習意欲の欠如:面接時に保護者だけが話し、本人が一言も意思疎通を図ろうとしない場合や、明確に入学を拒絶している場合。
- 著しい他害行為や反社会的行動のリスク:他の生徒の安全な学習環境を脅かす恐れがあると判断された場合。
学費に関しては、選択するコース(通学日数や専門コースの有無)によって大きく変動します。国が支給する「高等学校等就学支援金」を活用することで、世帯年収に応じて授業料の実質負担額が大幅に減額されます。