グローバルな文脈に目を向けると、この職種を巡る議論は決して一筋縄ではいかない。欧米の一部のモータースポーツや格闘技団体では、水着や露出度の高い衣装を着用した演出に対し、「ジェンダー観点における時代錯誤」といった批判が噴出。一時期、グリッドガールやラウンドガールの廃止・縮小に踏み切る動きが広がった。
一方で、日本を中心とするアジア市場では独自のアップデートが進行している。露出度のみに頼るのではなく、ハイブランドのスタイリッシュなスポーツウェアや洗練されたファッションを取り入れ、同性からも憧れられる存在として再定義された。批判をかわすだけでなく、カルチャーとして洗練させることで、性別を問わず熱狂的なファンを獲得する独自のポジションを築き上げたのだ。