有明流通センターを一躍有名にしたのが、マテリアルハンドリング(マテハン)最大手である株式会社ダイフクとの戦略的グローバルパートナーシップです。2018年秋の本格稼働以来、従来の物流現場に不可欠だった手作業の約9割を自動化することに成功しました。
物流センターの自動倉庫における仕組みの核となるのは、高速自動倉庫システム(AS/RS)と無人搬送車(AGV)、そして高度な画像認識AIを搭載したピッキングロボットです。入荷されたアパレル製品は、RFIDタグ(電子値札)を一括読み取りすることで瞬時にデータ化。コンテナごと立体自動倉庫へと格納され、注文が入るとロボットアームが衣服の形状や素材の柔らかさを識別しながら正確に商品をピックアップします。
かつては人間が広い倉庫内を何万歩も歩き回って集めていた工程が、完全に「モノが人の手元へ流れてくる(Goods-to-Person)」構造へと転換されました。これにより、24時間無休の稼働体制と、注文から最短数時間以内での出荷を可能にしています。