フィットネス現場の取材データや、痩せ型からバルクアップに成功したトレーニーの記録を検証すると、共通するリアルな変化のプロセスが見えてきます。
「最初の2ヶ月はスクワットの重量が伸びても見た目の太さがあまり変わらず挫折しそうになったが、3ヶ月目から太ももの外側の張り出しが目に見えて変わり、既製服のパンツの太ももがきつくなった」(20代後半・男性会社員)という証言があるように、神経系の適応による筋力向上から実際の筋肥大が視覚化されるまでには約8〜12週間のタイムラグが存在します。
一方で、失敗例として目立つのが「フォームの崩壊による膝や腰の故障」です。重量設定を急ぐあまり、膝がつま先より極端に内側に入る「ニーイン」を起こして半月板や靭帯を痛め、トレーニングの中断を余儀なくされるケースです。現場のパーソナルトレーナーらは「まずは綺麗なフォームで体重と同等のバーベルスクワットを10回3セットこなせる基礎を作ることが、最短で足を太くする唯一の近道である」と口を揃えます。