現代の消費者がラグジュアリーブランドに求めるのは、見た目の美しさだけではない。素材がどこから来ているのかという倫理的な透明性が、購買決定を左右する決定打となっている。カルティエはこの数年、サプライチェーン全体の脱炭素化とサステナブルな素材調達を劇的に推進してきた。
現在製造されている多くの金製ブレスレットには、トレーサビリティ(追跡可能性)が確保されたRJC(責任あるジュエリー協議会)認証のゴールドや、完全にリサイクルされた金が使用されている。環境意識が高い若年層の顧客からは、「美しさと社会的責任が両立しているからこそ、胸を張って身につけられる」と高い評価を得ている。