極めて稀ではあるものの、決して見落としてはならないのが鼻腔がんの初期症状です。初期段階では痛みがほとんどなく、風邪や軽度の副鼻腔炎と紛らわしい症状から始まります。
警戒すべき具体的な兆候は次の通りです。
・左右どちらか「片側だけ」の頑固な鼻づまりが続く
・鼻水に少量の血が混じる(血性鼻汁が繰り返される)
・鼻から生臭い悪臭がする
・頬や上あご、目の周囲にしびれや違和感がある
・鼻の粘膜にある白い斑点やしこりが硬く、徐々に大きくなっている
一般的な副鼻腔炎やアレルギーは両側に症状が出ることが多いのに対し、腫瘍性病変は片側のみに症状が集中するのが大きな特徴です。当てはまる自覚症状がある場合は、自己判断で様子を見ず、速やかな専門医の受診が不可欠です。