札幌地方裁判所で進む一連の公判では、母親である田村浩子被告の裁判を通じて、自宅で頭部がどのように保管されていたかという戦慄の事実が証言されました。
持ち去られた頭部は、田村家の2階浴室に置かれ、瑠奈被告によってビデオ撮影や異様な損壊が加えられていたとされています。母親の浩子被告は法廷で「娘が怖くて逆らえなかった」「頭部を見て強いショックを受けたが、警察に通報することはできなかった」と涙ながらに供述しました。
一方、父親の修被告の公判では、殺人幇助(ほうじょ)の成立可否が激しく争われています。弁護側は「殺人そのものを事前に共謀・認識していたわけではなく、娘の暴走を止められないまま道具の購入や送迎を行ってしまったに過ぎない」と主張。検察側は「殺害と死体遺棄に不可欠な役割を果たしており、未必の故意があった」と厳しく追及しています。