クラシックな名花であるクリスチャン・ディオールは、最新の完全無農薬向け耐病性品種と比較すると、ある程度の定期的なケアを必要とします。株の健康を保つためには、予防を中心とした管理が効果的です。
特に注意したい病気が、雨の跳ね返りによって感染が広がる「黒星病(黒点病)」と、春・秋の乾燥期に葉が白く粉を吹いたようになる「うどんこ病」です。株元にバークチップなどを敷き詰めるマルチングを施して泥跳ねを防ぎ、月に1〜2回程度、浸透移行性の殺菌剤をローテーション散布することで劇的に発症を抑えられます。
害虫に関しては、新芽の時期に発生するアブラムシや、葉を食害するチュウレンジハバチの幼虫、夏の乾燥時に発生しやすいハダニに警戒が必要です。風通しの良い環境を整え、葉裏への定期的なシリンジ(葉水)を行うことが予防につながります。