小池栄子 離婚の検索需要を押し上げているもう一つの重大な要素が、「小池栄子 子供 いない理由」という世間の執拗な詮索です。
結婚会見が開かれた2007年当時、彼女は「子供は3人ほしい」「にぎやかな家庭を作りたい」と満面の笑みで語っていました。そのため、結婚生活が10年、15年と経過しても出産の報告がないことに対し、ネット上では「不妊治療の難航による不仲」「子供ができないことによる離婚危機」といった心ない仮説が流布された歴史があります。
しかし、実際の関係者の証言やこれまでのインタビュー発言を精査すると、そこにはより現実的かつ前向きな決断が存在します。
30代に入った小池は、グラビアアイドルから本格派女優への脱皮という、キャリア最大の正念場を迎えていました。2011年の映画『八日目の蝉』でキネマ旬報助演女優賞を受賞し、舞台やドラマで代えの利かない評価を獲得するにつれ、現場からのオファーは途切れることがなくなりました。仕事をセーブして妊活に専念するタイミングを逸したという側面はあるものの、それ以上に「夫婦ふたりで生きていく人生の充実」を受け入れたことが決定的な理由です。
昭和から平成にかけて定着していた「結婚すれば子供をもうけて一人前」という家父長制的な固定観念が、夫婦ふたりで自立した関係を保つ彼女たちへの「格差婚バッシング」や「不仲説」というノイズに変換されていたにすぎません。