加古川のラーメン勢力図を読み解く上で欠かせないのが、「幹線道路沿い」と「加古川駅周辺」という2大エリアの明確な棲み分けです。
【明姫幹線・国道2号線エリア:ロードサイドの激戦区】
車社会である播磨地域特有の発展を遂げたのが、明姫幹線や国道2号線沿いです。広大な敷地に大型駐車場を完備した店舗が多く、家族連れやトラックドライバーをターゲットにした大箱の豚骨ラーメン店やチェーン店が凌ぎを削っています。年中無休や通し営業を行う店舗も多く、利便性の高さが際立ちます。
【加古川駅・寺家町エリア:こだわりの個人店が集う路地裏】
JR加古川駅南口から広がる商業エリアや寺家町商店街周辺には、小規模ながら店主のこだわりが凝縮された個人経営店が集まります。スープの仕込みに限界があるため杯数限定で勝負する本格中華そば店や、夜間に営業を特化させた酒処兼ラーメン店など、独自の立ち位置を確立した店舗が点在しています。