臨床の最前線で働く歯科衛生士おすすめ歯ブラシおよび歯科医自身が日常的に使用するモデルには、明確な定番が存在します。患者の口腔状態に合わせて処方される代表的な4大ブランドの特長を分析します。
1. ジーシー(GC) ルシェロシリーズ(B-10 / P-10)
日本人の顎の大きさや歯列のカーブを徹底研究して生まれたルシェロは、段差植毛と先端集中毛が特徴です。奥歯の裏側や親知らず周辺にピタリとフィットするアングルドネック構造により、ブラッシングが苦手な方でも自然に適切な角度で毛先が当たります。虫歯予防にはベーシックタイプの「B-10」、歯周病ケアにはテーパー毛を採用した「P-10」と、目的別の選び分けが可能です。
2. ライオン DENT.EX システマ(44M / 44H)
歯周病予防おすすめ歯ブラシの金字塔として不動の支持を集めるのがデントイーエックスシステマです。独自開発のスーパーテーパード毛(超極細毛)が、狭い歯周ポケット(歯肉溝)の深部までストレスなく進入します。歯ぐきに炎症や出血があるデリケートな状態でも痛みを伴わずにプラークを掻き出せるため、多くの歯周病専門医が第一選択として推奨しています。
3. クラプロックス(CURAPROX) CS5460
スイス発祥のクラプロックスは、従来の歯ブラシの常識を覆す5,460本もの超極細「CUREN繊維」を高密度に配置したモデルです。一般的な歯ブラシ(約500〜800本)の数倍におよぶ毛量が、まるでベルベットのような柔らかさで歯面を包み込みます。力を入れずに軽く円を描くように滑らせるだけで、驚異的なプラーク除去効率を発揮する歯科医師愛用デンタルケアの代表格です。
4. テペ(TePe) セレクトコンパクト
予防歯科先進国スイス・スウェーデンで国民的なシェアを誇るテペ。台形状にシェイプされた特徴的なヘッドは、臼歯部の狭い隙間にもスムーズに届く人間工学に基づいた形状です。毛先にはラウンド加工が施されており、シンプルながら無駄のないブラッシングを実現します。環境配慮型のバイオプラスチックを採用している点も国際的な評価を得ています。