毎年勢いのある花を咲かせるためには、適切なタイミングでの植え替えと剪定が欠かせません。手順を正しく押さえておけば、初心者でも簡単に株を維持・更新できます。
■ 植え替えの時期と手順
ホトトギスの植え替え時期は、新芽が動き出す前の2月下旬〜4月上旬が適期です。根の成長が旺盛なため、鉢植えの場合は1〜2年に1回、一回り大きな鉢に植え替えるか株分けを行います。根詰まりを防ぐことで、開花時の花数が格段に増えます。
■ 挿し木による増やし方
ホトトギスの増やし方は「挿し木(茎挿し)」が極めて容易でおすすめです。適期は5月〜6月の新梢が伸びる時期。茎の先端を7〜10cmほどに切り、下葉を落として水揚げしたあと、清潔な赤玉土や挿し木用土に挿します。日陰で乾燥させずに管理すれば、2〜3週間ほどで容易に発根します。
■ 冬越しと剪定方法
秋の花が終わり、11月下旬以降に地上部の茎葉が茶色く枯れてきたら冬越しの剪定を行います。枯れた茎を地際から数センチ残してバッサリと切り戻しましょう。冬の間、地下茎で休眠するため、寒冷地以外では屋外でそのまま越冬可能です。鉢植えは土が完全に乾ききらないよう、冬場も週に1回程度は水を与えて地下茎を守ります。