成田国際空港株式会社が進めるターミナル再編やデジタル化により、構内の利便性は向上しているものの、ピーク時間帯のエレベーターやエスカレーター付近は依然として深刻なボトルネックになりやすい。
鉄道を利用して空港へアクセスする場合、空港アクセス特急や成田エクスプレスの下車ホームから出発ロビーまでの移動ルートが勝負の分かれ目となる。地下駅の改札を出た直後にある中央エレベーターは、ベビーカーや大型カートを押す利用客で常に満杯だ。急ぎの場合は、改札を出て少し歩いた先にある業務用併設の大型スロープやサイドエレベーターへ迂回するほうが、結果として待ち時間を大幅に短縮できる。
第3ターミナルを利用する格安航空会社(LCC)ユーザーは、第2ターミナルからのアクセス通路約300メートルを歩く必要がある。舗装された専用歩道には陸上トラックのようなウレタン舗装が施されているが、キャスターの小さなスーツケースを長距離引くと腕への負担が大きい。手荷物が多い場合は、第2ターミナルと第3ターミナルを巡回する無料連絡バスを躊躇なく利用するのが賢明だ。