かつての浮き具に対する「破れやすく不安定」という印象は、すでに過去のものだ。現在、主流となりつつある大型フロートには、インフレータブルSUP(スタンドアップパドルボード)で培われた高密度ドロップステッチ技術が応用されている。専用のポンプで空気を注入するだけで、まるで木製デッキのような強固な足場が完成する仕組みだ。
これにより、従来は難しかった水上での本格的なテーブルセッティングや、チェアを配置しての飲食、さらには持ち込みデバイスでの映画鑑賞すら可能になった。2026年モデルの製品には、表面に遮光・防汚コーティングが施されたものや、ソーラーパネルで小型ファンやLED照明を稼働させるハイテク仕様も登場。単なる「水遊びの道具」から、「移動可能なプライベートデッキ」としての地位を確立している。