間質性肺炎の確定診断と治療方針決定には、呼吸器内科医、放射線読影専門医、病理専門医が連携する「MDD(Multidisciplinary Discussion:集学的検討)」が世界的なゴールドスタンダードとされています。近隣のクリニックだけで抱え込まず、適切な拠点病院と連携することが命を守る担保となります。
真に信頼に足る医療機関や名医を見極めるための客観的チェックリストは以下の通りです。
- 日本呼吸器学会認定の専門医・指導医が常勤しているか:単に内科を標榜しているだけでなく、びまん性肺疾患の専門的トレーニングを受けた医師が在籍しているか確認します。
- 高分解能CT(HRCT)の精密な読影体制があるか:通常の胸部X線や一般的なCTでは線維化の微細なパターン(UIPパターン等)を見落とす危険があります。
- MDD(合同カンファレンス)の実施実績:確定診断が困難な症例に対し、院内または大学病院等と連携して画像・病理・臨床の合同討議を行っているか。
- 多職種連携(チーム医療)の充実度:医師だけでなく、専任の呼吸療法認定士、理学療法士、管理栄養士、ソーシャルワーカーがチームとして在宅移行やリハビリを支える体制があるか。