かつては番組放送中のCM枠が広告収入のすべてだったが、いまや配信アーカイブの価値が地上波本編を凌駕することすらある。特にTVerにおける「1週間で300万再生突破」といったニュースは、作品のブランド力を決定づける指標となった。
さらに重要なのが、Shorts動画やTikTokなどの短尺動画プラットフォームでの二次拡散だ。本編の印象的な15秒間がSNSでミリオン再生を記録すると、それまで作品を知らなかったZ世代や多忙な社会人が配信アプリへと一気に雪崩れ込む。SNSでのバズが配信再生数を跳ね上げ、それが巡り巡って各メディアのランキング上位へと押し上げるというポジティブ・フィードバックが完全に確立された。